2025年4月24日
採用サイトを作る時に必要な情報は、「企業に興味を持った求職者が“安心して応募できる状態”になるまでに必要な情報」をすべて提供することが基本です。
採用サイトは、会社と求職者との「はじめての接点」であり、「最終的な決断の後押し」にもなる重要な存在です。
今回は採用サイトを作るのに必要な情報、成功のポイントなどを解説していきます。
採用サイトに必要な情報
以下のような情報を整理・設計するのが基本です。
セクション | 内容 |
1. トップページ | 世界観と導線設計 |
2. 企業情報 | 会社概要、ビジョン、代表メッセージ |
3. 仕事内容 | 職種別の仕事紹介、1日の流れ |
4. 社員紹介 | インタビュー、ストーリー、写真・動画 |
5. 働く環境 | 福利厚生、制度、社内文化 |
6. 募集要項 | 職種別求人情報、応募条件、選考フロー |
7. よくある質問(FAQ) | 応募者の不安を解消 |
8. エントリーフォーム | 応募導線と応募後の流れ |
セクションごとの内容を詳しく見ていきましょう。
■トップページ(第一印象と導線)
含めるべき情報
- メインビジュアル(写真/動画)+キャッチコピー
- 「私たちが求める人材像」
- エントリーボタン or 求人情報への導線
- 求人情報のハイライトやニュース
目的
- 会社の世界観・雰囲気を伝える
- 「この会社、なんかいいかも」と思わせる
- どこを見ればいいかがすぐわかる構成
■企業情報ページ(会社紹介)
含めるべき情報
- 会社の理念・ビジョン・ミッション(MVV)
- 代表者のメッセージ
- 沿革、事業内容、今後の展望
- 「数字で見る〇〇社」(平均年齢、離職率、女性比率など)
目的
- 信頼性を感じてもらう
- 「会社としてどこを目指しているのか」に共感してもらう
■仕事内容紹介ページ
含めるべき情報
- 職種ごとの業務内容
- 1日のスケジュール(タイムライン形式など)
- 使うツール・チームの構成
- キャリアパス・評価制度
目的
- 「実際に自分が働いたら?」をイメージできるようにする
- 明確な仕事内容=応募ハードルが下がる
■社員紹介・ストーリーページ
含めるべき情報
- 社員インタビュー(入社理由、やりがい、成長)
- ストーリーページ(Before/After形式も有効)
- 写真+プロフィール
- 動画メッセージ(あると◎)
目的
- 「この人と働いてみたい」と思わせる
- 自分と似た背景の人に共感できる仕掛け
■働く環境・制度紹介
含めるべき情報
- 福利厚生(通勤手当、育休、リモート制度など)
- 教育研修制度(研修、OJT、外部セミナーなど)
- 社内イベントや文化(勉強会、社内報、サークルなど)
- 働きやすさ(残業時間、ワークライフバランス)
目的
- 「長く働けそう」「安心して成長できそう」と思ってもらう
- 不安の解消(ブラック企業ではないと示す)
■募集要項ページ(職種別詳細)
含めるべき情報
- 募集職種一覧(職種名、部門、勤務地など)
- 各職種ごとの業務内容、応募条件、歓迎スキル
- 雇用形態、給与、休日、待遇
- 選考フロー(応募 → 書類選考 → 面接 → 内定)
目的
- 正確かつわかりやすい求人情報を提示
- 「応募しても大丈夫かも」と思わせる
■よくある質問(FAQ)
含めるべき情報
- 未経験でも応募できるか?
- 勤務地の希望は出せる?
- 副業はOK?
- 面接時の服装は? 選考期間はどのくらい?
目的
- 応募前のちょっとした不安や疑問を事前に解消する
- 応募率を上げる
■エントリーフォーム・応募導線
含めるべき情報
- 応募フォーム(氏名・連絡先・志望理由など)
- 応募後の流れ(メール返信 → 面談日程調整 → 面接など)
- プライバシーポリシー/個人情報の取り扱い
目的
- 応募のハードルを下げる(なるべく簡単に)
- 迷わずエントリーできるUI設計
続いて、効果的な採用サイトを作るための成功のポイントをお伝えします。
採用サイト成功のためのポイント
- 誰に向けたサイトか(ターゲット)を明確にする
- 応募者の「不安」を先回りして解消する
- 世界観・雰囲気を“視覚”でも伝える
- 情報の構造をシンプルにし、ナビゲーションしやすくする
- スマホ対応(レスポンシブデザイン)は必須
まとめ
採用サイトは「会社の名刺」であり、「営業ツール」でもあります。
採用の強い会社は、採用サイトで“人”と“未来”を語っています。
もし「採用サイトを作りたいけれど、どこに相談すればよいかわからない」という場合は、シェアリッチにぜひご相談ください。
効果が出るように、さまざまな角度から考え、最適な提案をさせていただきます。