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【決定版】迷惑(スパム)メールを受信拒否する方法|Gmail・Outlook・iCloud・携帯キャリア別の完全ガイド

「迷惑(スパム)メールが増えて困っている」

「特定のメールだけ受信拒否したい」

「詐欺メールのリスクが不安」

近年、迷惑メールやフィッシングメールは急増し、その手口も巧妙化しています。
放置すると情報漏洩や不正アクセスにつながることもあり、適切な受信拒否設定と対策は必須です。

この記事では、

  • なぜ迷惑メールが増えるのか

  • メールサービス別の受信拒否方法

  • 完全に迷惑メールの量を減らすための対策

  • よくある失敗と注意点

などを、初心者にも分かりやすく丁寧に解説します。

検索ユーザーの「すぐ使える」「確実に効果がある」情報だけをまとめた保存版です。

監修

阿久津 太郎

シェアリッチ株式会社 代表取締役。WEB制作とマーケティング支援で取引先の繁栄、課題解決に奔走している。

迷惑メールが届く原因とは?

迷惑メール対策を成功させるには、「なぜ届くのか」を理解することが重要です。

メールアドレスが漏洩している

  • 過去に登録したサービスからの情報流出

  • SNSやブログ上への記載

  • ECサイトでのメールアドレス流出

  • 名刺交換による拡散

一度漏れると、スパマー間で転売されるため、迷惑メールが増え続けることがあります。

開封したりリンクをクリックした履歴がある

開封 → 「有効アドレス」と認識されることがあります。
クリック → フィッシング・マルウェアの危険性。

推測されやすいメールアドレスを使用している

例:

  • tanaka123

  • yamada2022

自動生成Botに推測されやすい形式です。

公開用アドレスが攻撃対象になっている

企業サイトの「info@」は特に狙われやすい。

迷惑メールを受信拒否する4つの基本方法

メールアドレスやドメインを受信拒否する

迷惑メールの差出人を直接拒否できます。

例:

フィルタやルールを設定し、自動振り分けする

  • 条件に一致するメールを下記へ自動移動。
     → ゴミ箱
     → 迷惑メール
     → 任意フォルダ

受信拒否より高精度。

迷惑メール報告を利用する

GmailやOutlookは、ユーザーの「迷惑報告」がAI学習に反映され、類似メールが減少します。

メールアドレス自体を変更する(最終手段)

手間はかかるが、迷惑メール削減効果は最強。

メールサービス別|迷惑メール受信拒否の具体的な設定方法

Gmailで迷惑メールを受信拒否する方法

① 特定のアドレスをブロック

  1. メールを開く

  2. 右上の「︙」

  3. 「○○ をブロック」を選択
    → 今後は自動的に迷惑メールへ

② フィルタを作成

  1. 検索ボックス横の「フィルタ作成」

  2. 条件を設定(差出人、件名、キーワードなど)

  3. 「迷惑メールにする」を選択

  4. 保存

③ ドメインごと受信拒否

例:@xyz.comを条件に含める

Outlook(Microsoft 365)で受信拒否する方法

① 受信拒否リストへの追加

  1. Outlook → 設定(歯車)

  2. 「すべての Outlook 設定を表示」

  3. メール → 迷惑メール

  4. 「受信拒否した差出人とドメイン」に追加

② 受信ルールの作成

  • 件名

  • 差出人

  • 本文キーワード
    など、柔軟な条件設定が可能。

iCloudメール(Apple)で受信拒否

  1. iCloud.com へログイン

  2. メール → 歯車 → 「ルール」

  3. 条件を設定

  4. 「迷惑メールに移動」を指定

Yahoo!メールの場合

フィルター設定

  1. 設定 → フィルター

  2. 条件を設定

  3. 「ごみ箱」または「迷惑メール」へ振り分け

受信拒否リストの利用

特定アドレスを直接拒否できる。

キャリア(docomo/au/SoftBank)の迷惑メール対策

docomo

  • 迷惑メールおまかせブロック

  • 指定受信/指定拒否

  • URLリンクのあるメールをブロックする機能もあり

au

  • 迷惑メールフィルター

  • 指定受信/拒否の詳細設定

  • 脅威レベルに応じたフィルター強度が選べる

SoftBank

  • 迷惑メールブロック

  • 受信リスト・拒否リスト

  • 海外からのメール拒否も可能

受信拒否だけでは防げない迷惑メールもある

以下のような迷惑メールは、差出人が毎回異なるため、拒否設定だけでは防げません。

  • 銀行やAmazonを装ったフィッシングメール

  • 偽の宅配通知(佐川・ヤマト・日本郵政)

  • 無作為に送られるランダムアドレス型迷惑メール

  • 国内外のスパムサーバーから送信されるもの

→ この場合は「フィルタ」「迷惑メール報告」の併用が必須です。

本気で迷惑メールを減らす追加対策

公開用・登録用のメールアドレスを分ける

  • 公開用:info@ やサイトに掲載するアドレス

  • 登録用:非公開のメインアドレス

迷惑メール対策の基本です。

SNS・ブログにメールアドレスをそのまま書かない

Botが拾っていきます。

書くならこうする:

× taro@example.com ○ taro(アット)example.com

セキュリティソフトを導入する

ESET / Norton / カスペルスキーなどは「スパムメールフィルタ」を標準搭載。

メールを開かない・リンクを押さない

特に危険なのは:

  • Amazonや銀行の偽メール

  • 税金・未納料金の警告

  • 宅配便の偽通知

迷惑メールに関するよくある質問(FAQ)

迷惑メールを開いただけでウイルス感染しますか?

基本的には感染しませんが、添付ファイルやリンクは危険。

迷惑メールを完全ゼロにできますか?

ほぼ不可能ですが、80〜95%は減らせます。

出会い系・健康食品の迷惑メールが止まらない場合は?

差出人が毎回違うため、フィルターで「特定キーワード」「ドメイン共通パターン」を条件に設定すると効果的。

まとめ

迷惑メールは年々増加し、詐欺のリスクも高まっています。
「受信拒否する」だけでなく、

  • フィルタ設定

  • 迷惑メール報告

  • メールアドレス運用の見直し

を組み合わせることで、劇的に減らすことが可能です。

迷惑メールに悩んでいる方は、まず今日から設定を行い、快適で安全なメール環境を作りましょう。